
太郎は褒められたり可愛がられたりすると怒ります…
認知の歪みがひどい
幼稚園の頃、母親以外の人間に
かわいいと言われればブチ切れ、
太郎ちゃんと言われればブチ切れ…
都度、かわいいは褒め言葉。
誰もあなたを馬鹿にしてないと
伝えたのですが納得いかないようでした。
最近、こんなことがありました。
買い物終わりに袋づめをしていたら、太郎と次郎が手伝ってくれたんです。ありがたい。
それを見ていたお婆さんが、偉いね〜(^^)と笑いかけてくれたんです。
どうなったと思いますか?
太郎…お怒り!!
笑いかけてくれたという行為が太郎にとっては
笑われた!と感じてしまったそう。
こういう事が生活のあちこちであり、こちらも戸惑うし太郎もストレス溜まるだろうなと思います。

認知の歪みの治し方は?
これはどうしたらいいんだ?
誰も太郎を傷つけるつもりじゃないのに、勝手に傷ついて悲しくなったり怒ったり・・・
ストレスも半端ないだろうし、対応するこちらもどこに怒りや悲しみのタネが落ちてるかわからなくて
苦慮するぞ・・・(;・∀・)と思い、発達クリニックで相談してみました。
そして主治医に「SSTの必要がありますね〜」と言われました。
SST・・・ソーシャルスキルトレーニング・・だっけか?
名前くらいは知ってましたがそこまで詳しくなかったので調べてみました。
SST(ソーシャルスキル・トレーニング)とは?

SST(ソーシャルスキル・トレーニング)とは、人とコミュニケーションを取る上で必要なスキルを訓練する方法だそうです。
心理療法として開発されたもので、対人関係やコミュニケーションに
関わる「困難」を、性格のゆがみなど個人的な要因からではなく、コミュニケーションの技術と捉えて改善することを目指します。
SSTでは、以下のようなスキルを学びます。
- 対人関係における基本的な知識:あいさつやお願い、断りなどの適切な言動
- 自分以外の人の考えや感情を理解する方法:相手の言葉や表情、しぐさから意図や感情を読み取る方法
- 自分の思考と感情の伝え方:自分が求めていることや感じていることを相手に伝える方法
- 対人関係で起きる問題を解決する方法:自分の思い通りにならないときの対処方法
SSTの具体的な方法
SSTは、以下のような手順で行われます。
- 目標設定:学びたいスキルや改善したい問題を明確にする
- モデリング:専門家や参加者がそのスキルのモデルを示し観察させたり真似させたりする
- 問題の分析:問題の原因や影響を考える
- ロールプレイ:実際にそのスキルや問題を演じてみる
- フィードバック:専門家や参加者から演技に対する評価やアドバイスをもらう
- 宿題:日常生活でそのスキルや問題を実践する
SSTを学校と連携して行う
月に一度行っている、カウンセリングで、SSTについてどのように取り組めばいいのか聞いてみました。
まずは学校に依頼すること・そして学校の対応と家庭の対応に差異が無いようにすることが大切とのことでした。
なので、夏休みが終わったら、担任の先生に相談してみるつもりです。
太郎が、周りの人の好意を素直に好意として受け止められるようになりますように・・・
認知の歪みがひどい!治し方はあるのか?SSTとは?まとめ
認知の歪みに関して、太郎の例を用いてお話しました。また、SSTについて説明も追記しました。
また進展があったらお伝えしますね。