
無我夢中で一生懸命。疑問に思うことはあったけど、『大変です。育てづらいです』が言えなかった当時の私。
食べませんでした・・・粒の大きさやドロドロの粘度の調整・・・
何をしてもへの字で開かない口
離乳食はつらい思いでばかりです。食べない・ともかく食べない。
いろいろ工夫してみても結局食べてくれず捨てる羽目になる。
悩みに悩んで保健センターの栄養士さんに相談をすると、
「お母さんの工夫が足りない。素材の大きさや固さ、調理法でどうとでもなる!お手本を見せてあげるから
太郎君を連れてきなさい!」と言われました。
私なりにいろいろ工夫してがんばっていたつもりだっただけに、この言葉がグサッと突き刺さって本当に悲しかったです。
後日保健センターで太郎の試食会が行われましたら、案の定ほとんど食べず・・
この時初めて、食べない太郎によくやった!と思ったものです( *´艸`)
栄養士さんは「あらぁ、食べないわね。まぁミルクも飲んでるんだから大丈夫よ!!」と・・・のんきな方でした。
そんな日々で最終的に自分の心を守るために選んだのはベビーフードでした。
ベビーフードなら食べてくれなくても、準備に手間暇かけてないし捨ててしまってもそこまで悲しくならなかったのです。(環境にはとってもよくありませんね・・)
大きくなった息子に聞いてみました!
ねぇねぇ、どうして赤ちゃんの時離乳食全然たべなかったの?
あのねぇ、僕、ドロドロが嫌だったんだぁ
な、なるほど・・・( ;∀;)
今だからこそこんな会話できますし、感覚過敏だったのだなと理解もできます。
このブログを執筆するにあたり当時の事を思い出して書いていますが、
当時の自分にぎゅってしてあげたいです。あなたが悪いんじゃないし、太郎だって悪くないんだよって教えてあげたいです。
もし、今お子さんが離乳食を食べないで悩んでいるお母さんがいらっしゃいましたら、
中にはこんな理由で食べない子もいるんだという情報をお届けしたいです。
今でも息子は感覚過敏が残っています。カレーは食べられるようになりましたが、雑炊やとろろは絶対無理だそうです。
あとキノコもオエってしちゃいます。
雑炊・・・美味しいのにな!
