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コラム

癇癪の原因は脳の成長が遅いから?高IQなギフテッド児と脳の成長について

ほー

こんにちは。うりぽんです✨

今日は、高IQの子どもの感情コントロールについてお話ししたいと思います。

ギフテッド児によくある特徴 感情の過興奮

太郎は親のひいき目抜きにしてもかなりかしこく、色々なことに興味を持ちます。でもその反面、感情が激しくて、意味不明なことで手が付けられないほど怒ったり、深く傷ついたりすることがよくあります。

太郎の感情を理解しようと努力しますが、なかなか難しいです。太郎は自分の気持ちをうまく言葉にできないことも多く、私もどう対応すればいいのか分からなく困り果てていました。

そんな時、気になるニュースを見つけました。それは、高IQの子どもの脳の発達に関する研究です。

高IQの子どもの脳は遅れて成熟する?

2006年にアメリカの国立精神衛生研究所が発表した論文によると、高IQの子どもの脳はそうでない子どもの脳に比べ、大脳の一部である前頭前皮質の厚さが薄いそうです。

前頭前皮質は感情をコントロールするところです。この部分は成長過程において、厚さが変化します。一般的には7~8歳でピークに達し、その後は成熟プロセスに入ってだんだんと薄くなっていきます。

しかし、高IQの子ども(研究では121~145の子ども)は、前頭前皮質の成長がゆっくりで、ピークになるのが12歳くらいまで遅れることがわかりました。そして、ピークになってからは急速に成熟するため、最終的には高IQでない子どもよりも薄くなるそうです。

つまり、高IQの子どもは感情をコントロールする部分が未成熟だから、色々なことで感情を揺さぶられやすいということなんですね。

高IQの子どもの感情コントロールをサポートするには?

高IQの子どもの感情コントロールをサポートする方法として、私が試したり参考にしたりしたものをいくつか紹介します。

  • 感情カードや絵本などを使って、感情の種類や表現方法を教える
  • 感情日記や絵日記などを書いてもらって、自分の感情を振り返らせる
  • 感情的になった時は、落ち着くまで待ってから話しかける
  • 感情的になった原因や気持ちを確認して共感してあげる
  • 感情的になった時いったんその場を離れさせる

こんなグッズや本を使いました。

みるからに効果があった!!と思えたのは3番目に紹介しているヨシタケシンスケさんの逃げて探してです。

ただ、効果が出たのがヨシタケシンスケさんの本!というわけではなく、これまでの母子の努力が実ったから…だと思いたいです笑

>>ヨシタケシンスケさんの本の感想はこちらの記事で紹介しています。

高IQの子どもは成長すると落ち着く?

高IQの子どもは前頭前皮質が遅れて成熟するため、感情コントロールが難しい時期が長く続くことがあります。しかし、それは必ずしも悪いことではありません。前頭前皮質が成熟するまでに、多様な経験や知識を得ることで、複雑な思考や創造性が高まる可能性もあります。

実際、高学年やそれ以上のギフテッド(高能力)児童・生徒・学生・大人の方々のお話を聞くと、そのくらいで落ち着いたという方が多いように思います。太郎もそれに続いてほしい・・!!

まとめ

今回は、高IQの子どもの感情コントロールについて触れました。

高IQの子どもは脳の発達が遅れているため、感情コントロールが難しいことがあります。しかし、それは素晴らしい才能の裏返しでもあります。太郎の感情を尊重しながら、一緒に成長していきたいと思っています。高IQの子どもを持つ保護者の方々も、お子さまの感情コントロールに悩んだ時は、この記事を参考にしてみてくださいね。ともに頑張りましょう💪

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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