
太郎の幼稚園は、年中からスポーツクラブに入ることが可能でした。
太郎はお外遊びしない子で本を読むのが大好き。完全インドアタイプ。正直運動神経も良くなさそう
と思ってスポーツクラブに入れたのですが・・・
最初は本人もやる気だったのですが、すぐにつまらなくなってしまい・・真面目にやりません。
お迎えに行くたびに別の事をしていたり、コーチに注意されている姿を見るのがつらかったです。軽くですがはたかれたりもしていました。
この時私からコーチにお話を聞きに行けばよかったのでしょうが、子供がちゃんと活動していない・クラブ運営に迷惑をかけているという負い目がありできなかったんです。
どうしてほかの子は楽しそうにさんかしているのに、太郎は興味なさそうなんだろう・・・と悶々としておりました。
だましだまし頑張って一年が経ち太郎が年長になってすぐのころです。
事件が起きました。
その日も終了時間より少し早めに見守りに行ったんです。
すると・・・
やだ~!!や~め~ろ~!!
離して~!!!
聞き覚えのある声でした。太郎です。
何事かと急いで声のした方に目を向けると、
身長180センチは超えてそうな大柄のコーチに両手首を捕まれた太郎がそこにいました。
足が少し地面から浮いています。
確かに太郎は活動に参加していなかった。指示も聞いていなかったのかもしれない。スポーツは油断したらケガや事故につながることもわかる。
だけど、みんなの前であんな風に吊り上げられる必要はあったのだろうか。
責任者にお話を聞きに行くと、太郎君に活動に参加してほしいという思いからそのような行動にでてしまった。やりすぎではあった。申し訳ない。もしよければ年長さんは今後自分が見る。(太郎を吊り上げた)コーチは年中に回す。だからぜひ今後も参加してほしい。と言ってくれました。
でも、配置換えをしてもらってまで、スポーツクラブを続けさせたいと、もう私は思えなくなっていました。
太郎も楽しめない、自分も苦しい、こんな思いで続ける意味はない。そう思い、スポーツクラブは退会することにしたのです。
